J.フォード「記憶の書」読了

Kiokunosho 本格的に夏ってな感じで暑くなってきた。そのうえ昨日は午後から夕方まで外でのシゴト。意外とはやく終わってくれたが、やっぱりきつい。疲れた。  そんなこんなで、ここのところはオフィスでなく外へ出かけての打ち合わせやら作業が続いている。

 で、昨晩ジェフリー・フォードの「観相官クレイ」シリーズ(勝手にそう名付けた)の第2巻「記憶の書」(国書刊行会)を読み終えた。

 6月にシリーズ最終巻「緑のヴェール」が引鉄となって、そろそろ第2巻を読むことに決定、Amazonのマーケットプレイスで送料込みの2000円ほどで購入。ちょっと高かったが、国書刊行会の本では仕方がなかろう…。

 お話は前作の8年後、クレイたちの働きと不思議な白い果実の力により支配者ビロウの世界ウエルビルトシティは半崩壊となり、クレイは仲間たちとウィナウというコミュニティをつくり暮らし始める。
 そこへビロウの新しい魔の手が…爆弾鳥によって黄色いガスがまかれ、住民たちが眠り病にかかって次々と倒れていく。

 クレイはアーラの緑のヴェールのおかげで感染を免れる。そして住民たちに請われ、治療法を求めて廃虚ウエルビルトシティへむけて旅立つ。
 
 廃虚シティで待ち受けていたのは、おぞましき姿の魔物。そして、意外なビロウの姿であった。
 どうやってクレイは治療法を見つけるのか…。

 さらにクレイは、その秘密を求め、ビロウの頭の中に存在する記憶の迷宮へと赴くのであった。そこで待ち受けてるのは、水銀の海に囲まれた島と4人の研究者たち。
 彼らと協力しながら秘密を探るのだが…。

 とにかくフォードのイマジネーションはとどまるところを知らず、といった感じで止めどなく不思議な世界が広がっていく。そこで、知られざるビロウの過去に触れ、「記憶の書」なるものの存在にも行き着く。

 果たしてクレイは、眠り病を直し、ウィナウの住民を救うことができるのか…。
 結末(といってもシリーズは終わっていないのだが)は、なかなかにほろ苦い。最終巻をゲットするのがいつになるかは不明だが、その結末が気になることは確かだ。

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