C.S.フォレスター「終わりなき負債」読了

PaymentDeferred昨晩、C.S.フォレスター「終わりなき負債」(小学館 C.C.C)を読み終える。
これもAmazonのマーケットプレイスで300円+送料340円で購入。長さは、ちょっと集中して読めば2日ほどで読み終えるくらいかな…

C.S.フォレスターといえば、ハヤカワ文庫NVの「海の男ホーンブロワー」シリーズの著者として知られている。かくいう私も今を去ること四半世紀ほど前にこのシリーズを愛読していた。

この「終わりなき負債」は、「ホーンブロワー」を書く前の作品で、ジャンルとしてはミステリー。
ストーリーは、1930年頃のロンドンが舞台、さえない銀行員がオーストラリアから尋ねてきた金持ちの甥を…、その銀行員は金持ちになったにもかかわらず、終わることない「負債」に苦しむ。描写が淡々としていて、かえって主人公の心理的不安が伝わってくる佳作。

「ホーンブロワー」のイメージとは違った、ダークな展開で最後に訪れる結末もダーク。
あとがきなどでも触れられているのだが、後のJ.トンプスン(タイのシルク屋さんとは無関係ね)などの「パルプ・ノワール」のはしり的作品である。
J.トンプスンもお薦め。

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