B.オベール「神のはらわた」読了

 先程、ブリジット・オベール「神のはらわた」(ハヤカワ文庫)を読み終えた。面白かったのだろうか…?

Descentes D'Organes この「神のはらわた」は、前作「死の仕立屋」に続く「死に至るリヴィエラ」というシリーズの第2作である。
 登場人物は、前作同様にマルセル・ブランとその上司ジャン・ジャン、さらに新たに2名の人物が加わって、新たに起こった連続殺人鬼を追う。

 前回同様、殺人鬼の嗜好はかなりエグイのであるが、元々の文章がそうなのか、かなり軽いテンポで展開する。前作で死んだはずの「仕立屋」も妙な形で登場。なんとなく、次回作でコイツが炸裂するのでは…と思わせる結末?
 ストーリーは、面白いような気がするのだが、なんだが人称がはっきりしなくて、どうも最後までストーリーに入り込めなかった。
 ここのところ、ボッシュやリーバスなど骨太がお気に入りで、連続したこともあって損をしたかも…。

 この人の作品も翻訳10作目。最初に読んだ、「森の死神」には、ビックらこいたけどね。個人的には「鉄の薔薇」と「カリブの鎮魂歌」が気に入っている。
 しかし、ほんとに色んなパターンがあって、なかなか芸達者。ある意味(どんな意味じゃ)フランスの栗本薫って感じ。

 次は、「死に至るリヴィエラ」の続編か、それとも…。ちょっと消化不良?の感があるので、次回作に期待しよう。

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