ナカタの涙に関する一考察

 W杯もトーナメントに突入し、さらに熱いゲームが繰り広げられている。やっぱり、一発勝負。
 ただ、GERがSWEにあっさり勝利、SWEどうしちまった?ちょっとガッカリ。MEXは、ARGに一泡吹かせてくれた、日本のサッカーもこのMEXスタイルを学ぶ必要があるのでは…?

 というところで、2日前に書いた「ナカタの涙」に関することなのだが、こちらの真意が表現できてないような気がしたので、ちゃんと書いてみよう。
 Nakata.netを読んだことが無いし、ナカタが自分の人生観、ライフスタイルを持っているのか、聞いたことも無ければ、読んだことも無い。あくまで、想像である。

 私は、今でもピッチでの中田英寿のあの姿は、やっぱり違うと思っている。

 我々も若い頃、意気がってエエカッコしようとしていた、だが、それにはなんの根拠も確信もないわけで、その何年後かに普通のオヤヂになってしまうのである。
 彼は、違っていた。そのエエカッコに大いなる自身と確信を持っていた上に、実績まで積み上げて「孤高のナカタ」を作り上げてしまった。そこが中田のナカ〜タたる所以だと思う。所謂、”キモ”ね。
 
 彼が、帰国・出国する際のファッションや出演するCM、さらには様々なインタビューなど、まるでアメリカ合衆国大統領選に出る候補か、ハリウッドの俳優のごとくにイメージ戦略が展開していたように感じた。
 そのイメージに、彼は追いつき、実績を残し、さらに高みへ上っていこうとした。しかし、ヨーロッパは甘くなかった。
 
 彼が “カッコいいナカ〜タ” を演じて(いかにも頭でっかちなワカゾウらしく)いるのだと思っていたし、信じていた。だから、どんなことがあろうとも、彼のスタイルにおいて、あの涙は、一番見せてはいけない姿だったはずだ…。
 私のナカタ像には、あのような涙は無い、だからあの姿にガッカリしているし、今大会一番のサプライズだったのである。
 
 今まで、彼が示してきた姿と今大会にかける彼の思い、そして結果を考えると彼のあの姿に感動したというのも、ありなのかなとも思う。また、それほどサッカー選手にとってW杯は重要なものなのだとも思う。
 
 しかし、中田英寿はそんなことも超越した人間で無ければならないと、勝手に思わせてもらっていた。
 でも、彼の真の姿は、熱い、まじめな(ある意味ダサい)好青年なのだった。
 あえて、何度も書くが私は、彼のあのような姿を見たくなかったし、本当にショックだった。
 
 これから彼はどのような方向を進んでいくのだろう?
 一度、あの姿を見せた以上、今までのようにはいかないと思うのだが、他人ごとながら心配だ。

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