残り2試合、その2〜ジダンの豪快なヘディング

 W杯の最後の試合は、FRA vs. ITA、フランス代表ジダ〜ンの現役最後の試合(○○王子トッティ様も代表引退とか)。普通ならどちらに転んでも(どちらが勝っても)、彼を讚える言葉であふれるものとなるはずだった。後になってみれば、記者の投票によるMVPもジダ〜ンを選出しているのだ。
 しかし、現実は悲しい。

 前半、開始早々マルーダがPK獲得、キッカーはもちろんジダン。余裕の(ちょっとドキッとしたね)浮き玉でゴールで先制。20分頃ITAのコーナーキック。絶妙のクロスが長身DFマテラッツィの頭にドンピシャ。アッという間に同点に。
 以後前半は、お互い堅実な守備が光るほんの少しだけITAが、優勢な感じで終了。

 後半は、立ち上がりから攻めに関しての展開力でやや勝るFRAが、積極的に攻める。ITAも自慢の守備からカウンターで応戦する。後半13分、ヴィエラが負傷交代、FRAはこれが一番痛かったのではないか(交代したディアラが悪かった訳ではないが)?チームとして精神的にちょっとした何かがあったかも知れない。

 その後は、時々FRAがチャンスをつくる、シュートの数でも圧倒していたが、結局、両者ともゴール無しで延長へ。ここまでは、全体的に何とか点をとりたいという気持ちは伝わってくるゲームだった。

 その延長後半の残り5分のところで、事件は起こった。ITAエリアの中央で倒れているマテラッツィ、何かをアピールするGKブッフォン、やがて画面に映し出されるその瞬間。
 Pエリア前の競り合いで身体をぶつけ合う2選手、ボールは跳ね返され、自陣にもどろうとするジダンにマテラッツィが何かをいった(ように見えた)。
 足を止めマテラッツィに歩み寄るジダン、何事か言葉を交わした瞬間、ジダンは現役最後のプレーを見せた。それはなんと、マテラッツィの胸へのヘディングだった(けっこうきつかったように見えた)。

 第4審に確認した主審が、赤いカードを提示。その後のFRAは、リズムが狂うとともに意気消沈。あきらめず攻めたのだが、結局ITAが冷静にPK戦へ持ち込み…?結果は、周知の通りITAの優勝。
 正直、どちらが勝っても良かったのだが…、残念といえば残念、面白いといえば面白い結果となった。ジダンの人間への意図的なヘディングは、確か2回目、Juve時代にチャンピオンリーグの試合でも華麗に決めていたはずだ…。

 マテラッツィに何をいわれたかは不明だが、おそらく「○ゲ」とか「馬○ラ」とかではなく、家族のことか何かをいわれたのではないだろうか…。そうでも無ければ、あの強烈なヘディングは炸裂しそうもない。マテラッツィは、ゴールと身体を張ったプレイでこの試合のMVPといえる活躍だった。

 ジダン、退場で地団駄。などという話もあるが、それは誤りである。地団駄を踏んだのはジダンではなく、ドメネク監督とチームメイトだったのは、いうまでもない。

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