やっとこさ、C.ストロス「シンギュラリティ・スカイ」読了

Singularity Sky 昨晩やっとのことでチャールズ・ストロス「シンギュラリティ・スカイ」(ハヤカワ文庫SF)を読み終える。前の「花崗岩の街」が10月2日のことなので随分と時間がかかってしまった。実質10日ぐらいか…。
 ま、確かに仕事もばたばたしてたしね。
 
 中身は、宇宙モノのSF、まったくどこをとってもSF。シンギュラリティ以後の今から数百年後のお話。
 シンギュラリティとは、「特異点」と呼ばれている転換点とも言える出来事のこと(厳密には違うかも知れんが…)。このお話では人工知能エシャトンが現れ、これによりアインシュタインの相対論を越えた技術が生まれ、人類は宇宙の端々まで広がっていったことが、シンギュラリティとなっている。
 これが、お話の背景。
 

 ある日、新共和国という古〜い体制の辺境の惑星に携帯電話が降ってきて「私たちを楽しませてくれますか?」と声がする。楽しませるお話と引き換えに、いろんなモノをくれる謎の一団「フェスティバル」がやって来る。(なんと四人囃子の歌のようではないか!)

 
 かくして、新共和国は大混乱に陥り、自慢の宇宙軍をフェスティバルへ向けて派遣するのだが、旗艦「ロード・ヴァネク」には、地球人の国連大使レイチェルと技師マーティンが乗っているのだが…。
 フェスティバルは一体何者なのか?そして、2人の地球人は生き延びるのか?
 
 後半は、パタパタとお話が展開して行くのであるが、著者の処女長編ということもあり、世界観を説明するために紆余曲折がある前半にかなり苦戦、なかなか物語に入っていけず時間がかかってしまった。
 個人的には、出だしが出だしだけに、どんどん突っ走って行くような勢いがあったほうが良かったのではと思う。でも、ハードなイメージに加味された英国らしいユーモアは捨てがたい。
 
 最近のSFの特徴としてシンギュラリティを扱ったものがチラホラとか、なおかつこの著者もけっこう期待の星らしい。
 しばらくSFはお休みとしたい。
 次回は、矢作俊彦「ららら、科学の子」、ガンガン飛ばし行くぞ!!

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