マンガだけど…諸星大二郎「諸怪志異」シリーズ(1)(2)

Shokaishii やっとこさ落ち着いた日々が帰ってきた感じがする、とはいえ3連休の最終日は仕事なのだけど…。

 そんな中、ひさしぶりに月曜に書店をのぞいてみたら、諸星大二郎「諸怪志異」シリーズの(1)(2)(双葉社)である「異界録」と「壷中天」が文庫化されていた。現在4巻目まで出ているのだが、通常コミックスなのでシリーズ(連続もの)は、場所をとるので購入を見送っていた。
 こいつは「渡りに船」とばかりに即購入と相成ったわけである(なんちゅういいまわしじゃ)。

 諸星作品はこのところ昔の作品も文庫化も進んでいて、喜んでいいのやら悪いのやら、その上昨年には、2冊も新刊が出たりした(もちろん購入済み)。
 

 さて内容は、本人もあとがきに書いているように、中国の怪奇話を集めた「聊斎志異」の諸星版を狙ったもの。タイトルも諸星版を意識したものだと思われる。

 独特の絵柄が、唯一無二の世界観を生み出して素晴らしい。

 道士・五行先生と鬼を見ることができる少年・阿鬼のコンビが活躍するエピソードと単独のストーリーがほぼ交互に描かれている。
 五行・阿鬼コンビのお話は、どこか和みが入って時には軽い笑みももれるほどである。全体にグリム童話のような教訓のようなものを含んで、読後には充実感さえ味わえる。
 そういえば、昨年出た「トゥルーデおばさん」(朝日ソノラマ)と「スノウホワイト グリムのような物語」(東京創元社)は、まんまグリム童話だった。

 いつも中国を舞台とした諸星作品を読むとやっぱり「聊斎志異」ぐらいは読んどかんとなぁ…などと思うのだが、実践できていないのが現状である。
 ここ数年、まともに読んでいるマンガは浦沢直樹の作品(「Pluto」は読みたくないが)ぐらいなのだが、やっぱり諸星作品は、読む価値あるゾ!

 ところで、中国もので思い出したけど、いつの間にか「墨攻」が映画化されていた。酒見賢一の小説とそれを森 秀樹がマンガ化したのはかなり面白かったのが、映画はどうなんだろう…?

 といったところで、CDネタは来週になりそうだな。P.Hammillの紙ジャケ第2弾を買いに行かなくては…。

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