F.P.ウィルスン「始末屋ジャック 見えない敵」<上><下>読了

Hosts  出先での仕事が中心だった先週とはうって変わって落ち着いく予定ではあるが、その仕事の後処理が忙しくなりそうな今週である。
 昨朝は、丸の内線の停電やら、買い物したHDを網棚に忘れるやら(無事出てきた)、電車がらみのアクシデントに見舞われた一日であった。
 疲れからか…ちょっとした油断があったようだ。気をつけねば。

 で、「まつり」も終盤を迎えつつあるF.P.ウィルスンであるが、その電車の中で「始末屋ジャック 見えない敵」<><>(扶桑社ミステリー)を読み終える。
 これもAmazonのマーケットプレイスで送料+αでおやすく入手。

 今回も「異界」がらみのお話とこの世界限定のお話が並行して進んでいく。「異界」の方は、マラミュート犬を連れた謎の女性に導かれた女医から依頼を受けるのであるが…。

 なんと、その女医はジャックの姉ケイトであった。

 ケイトは、脳腫瘍に冒された恋人の人格が日に日に変わっていきことに恐れをなして、出かけた恋人の後をつける。その先でケイトがみたのは、カルトまがいの集団に身置く恋人の姿であった。
 ケイトは、そこで謎の女性からジャックのことを告げられるのだった。

 医師であるウィルスンは毎回のように医学系の知識をフルに活用して、物語をフル回転させているのだが、今回の魔の手は、なんとウィルス。治療に使われたウィルスが変性して人格を乗っ取ってしまうというのだ。
 姉との絆を確かめながらも、得体の知れぬ「異界」からの魔手から姉を、いや世界を守るために戦うジャックであった。どうするジャック!

 もう一つのお話は、ジャックの正体が暴かれそうになるというもの。ジャックの乗った地下鉄内(おおっ、なんというシンクロ二シティ、これまた地下鉄)で銃の乱射が発生、見事な処理で犯人を葬り去ったジャック。
 たまたま乗り合わせた三流新聞の記者に付きまとわれることになる。ある意味、ジャックのアイデンティティの危機である。

 この二つのストーリーが絡み合って、いつものようにラストへ向かってグイグイと突き進んでいく。
 さらに、ジャックと異界のかかわりが決定的なものであることが、わかってくるのであるが…。いやはや、思いのほか悲劇的な結末であるが、当然のことながら、「異界」との決着は着かない。 
 個人的には、前作「悪夢の秘薬」の方がよかったとは思うのであるが…。

 「まつり」は、ここでひとまず終了。なぜなら次作を未入手なのである。ここらでちょっと違う方向も悪くないだろう、と言い訳などしてみた。

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