P.ストラウブ「ヘルファイア・クラブ」<上><下>読了

The Hellfire Club 昨日でなんとかずるずる仕事のオオヤマを越えた。しかし、ストレスのたまる仕事だな。
 これで、通常の形に戻れるかな…。とはいえ、次の仕事は当然のごとく引き続きやってくるのであった。

 で、そんななか2ヶ月ほど前に駅前のBook ●ffで上下各250円でゲットした、ピーター・ストラウブ「ヘルファイア・クラブ」<上><下>(創元推理文庫)を何とかかんとか読み終えることができた。
 ストレスが溜まっていて集中できなかったのと、スケジュールが厳しくてなかなかじっくり時間をとれなかったこともこの作品に関しては不運だった。
 しかし、本との出会いはえてしてそんなものかも知れないが…、結論から言おう、期待外れのひと言。

 実際のところ、この「ヘルファイア・クラブ」というタイトル、なにせ「地獄の炎クラブ」だよ、ゴリゴリのメタル…いやいやドロドロのホラー色の強い作品と、勝手に思い込んでいた。ましてや、店頭に並んだ時にストラウブの最高傑作!と惹句があったような、無かったような…。

 その期待を全く裏切る、超自然は全く登場しないミステリー。ミステリーとして面白ければそれも吹っ飛ぶ所…、前に書いた通り、悪条件が重なったことも不運だったのか?まったく、響かない。
 いくら読んでもページが減らない、どういうことだ?

 思わせぶりなマニアックなファンタジー小説「夜の旅」とそれにかかわった人々の謎、そして猟奇的な殺人事件が発生。ここでおおっとなどと思ったら、それは危険とだけ書いておこう。
 その「夜の旅」の出版社の社長の息子と結婚したノラという中年の女性が主人公。旦那の父親ともソリが合わないうえに、事件に巻き込まれたと思われる友人女性から犯人だといわれ、殺人鬼と一緒に警察から逃げることになる。

 もう何が書きたいのか、どうしたいのかもうさっぱり…、ぐずぐず、のらりくらり、さっぱり何かへ向かって進んでいる感じがしない。上巻の終盤に来たところで、放り投げようかと思ったが、ちょっとだけ展開のテンポが上がったこともあり、何とかとどまる。

 主人公も魅力もなければ、意味のないと感じられる枝道がそこここに…もうこれ以上書きたくもない。全くの期待外れ(勝手に重い込んでしまったこちらがいけなかったのか…?)、ストレスが溜まったところに、さらなるストレスが…。とにかく読み終えてホッとした、変な作品である。誰にも勧めるつもりはない。

 次は、待望久しい、トンでも警部フロスト・シリーズの最新刊「フロスト気質」に突入、こいつはグイグイ来てるぞ!

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