池内 了「疑似科学入門」読了

MetaScience 昨晩、池内 了「疑似科学入門」(岩波新書)を読み終えた。今年の始めに新聞で書評を読んで、興味を持っていたのだが、たまたま近所の書店で巡り会わないままここまできていたわけである。
 昨日の出張の行きがけの東京駅の書店で購入して、行き帰りの新幹線内で読み終えていたのだが、LeopardへのアップロードでPhotoshopが使えなくなったため写真を加工できなくて本日まわしとなっていたもの。

 さて、著者の池内氏は「疑似科学」ではなく「エセ科学」としたかったらしいのだが、さすがにそれでは何かとねぇ〜。というわけで、それらしく「疑似」としたらしい。

 帯のコピーには「エセ科学のわなに落ちないために」とあるが、「わなに落ちる」人は最初からこの本を読んだりはしないと思われる。ある意味、本当に読んでもらいたい人から一番遠いところにあるという皮肉な本ということになる。

 池内氏は、疑似科学を第1種は占いなどの「まやかし」、第2種は宣伝などに用いられる科学の誤用・悪用・乱用、第3種が複雑系が絡んだ問題の3つに分類。おおっ、なにやら興味が湧くでしょ…。

 で、それぞれの問題点をあげるだけでなく、科学の側の弱点もちゃんと書いてくれている。とにかくわかりやすく「疑似科学」が「科学」でないことがわかるように書かれている。
 日々常々こちらが「疑似」・「エセ」にるいて思っていることがそのまま書かれた上に、さらに科学者としての裏付けを加えてくれる。

 あ〜、本当に読ませたい人間がなんと多いことか…。それがとても「不思議」に感じる現代社会である(笑)。

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