3人の日本人がノーベル物理学賞受賞

 今日は昼過ぎから首の調子がよろしくなくて、少し憂鬱な気分だった。そして夕方になって気圧が下がってきたようで、首センサーは如実に反応していたようだ。
 で、横浜の阪神vs.横浜戦が阪神の1点リードの一回表終了時点で降雨中止となってしまった。残念である。
 
 しかし、その頃グッド・ニュースが速報された。そう、日本の3人の物理学者のノーベル賞受賞である。数年前に仕事で訪れたことのある KEK(高エネルギー加速器研究機構)の研究成果が関係している上に、当時完全理解は無理だったが、それなりに理解しようとした理論がノーベル賞の対象となったのだ。
 
 南部博士と小林・益川博士の理論は、厳密にいうと違うものなのだが、どちらも思考と計算によって結果を導き出す理論物理学である。御三方とも何時受賞しても不思議はない方々である。
 「対称性の破れ」これがキーワード。当時、何度もサイエンスライターに説明をしてもらったのだが、完全理解にはほど遠い状態で仕事を続けたものである(以下の内容は当時の生半可な理解を書くので、間違ってたらゴメン、分かる人は正しい情報をコメントしてください)。

 つたない理解で書くと、南部博士は宇宙の始まりは高温でドロドロ(?)の「対称」であり、それが冷えていく間に「対称性」が破れ、次第に複雑な現在の宇宙となっていったと考えたのだ。
 
 小林・益川博士のほうは「CP対称性の破れ」というもので、CはCharge (電荷すなわち+-)、Pは Parity(座標反転、これがちょっとね)を意味する。
 宇宙は物質と反物質が存在し、それがぶつかると消えてなくなってしまうはずであるが、現在宇宙は存在している。これは、物質の「CP対称性」に破れがあるからなのだそうだ。
 この理論を計算するとクォークはそれまで考えられていた3種ではなく6種になるというもの。
 
 その理論が、KEKやスタンフォード大学の加速器による実験の結果証明されたのが2002年、この時点でノーベル賞をもらっても良かったといわれているぐらいだ。
 実際、 KEKを訪れたときも同じような時期で、「今日にも受賞が…」と広報の担当が言っていたことを思い出す。
 我々の生活に直接結びつくものではないかもしれないが、宇宙の成り立ちに迫る理論物理学の世界は誠に奥が深い。
 
 何はともあれ、めでたい。

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