F.ティリエ「七匹の蛾が鳴く」読了

Nanahiki 本日は、合宿あけの筋肉痛に悩まされながら柏崎へ出張。そのうえ、昨晩はThe Whoの東京公演を見た後に自宅で作業をしなければいけなかったこともあり、睡眠不足。
 いやいや、昼前に着いたときはそうでもなかったが、帰る前になってぐっと冷え込んだ。睡眠不足もあり長岡からのMaxときの特急指定券を紛失する体たらく(事情説明ののち不問となる)…。

 そういった状況で、一週間ほど前に読み終えていたままになっていたフランク・ティリエ「七匹の蛾が鳴く」(ランダムハウス講談社)である。
 これもここのところのお決まり駅前のBook ○ffで比較的新しいながら250円でゲット。以前読んだ「タルタロスの審問官」と同じ「シャルコ警視」シリーズ第2弾。書店で新刊購入を迷っていたが、ラッキーだった。

当然主人公はシャルコ警視、前作で精神が壊れてしまった妻と娘とともにブルターニュに引きこもったのであったが、妻と娘は交通事故で命を失い、今度はシャルコの心が壊れそうになる。
 そんなとき、前作の事件におとらない猟奇殺人事件が発生する。

 被害者は全身の毛を剃られ、その頭には「羊たちの沈黙」に登場する髑髏の模様を持つ蛾が七匹止まっていた。そしてその不自然な姿に犯人のメッセージを見いだすシャルコ。
 頭の中に妻の声を聴き、見えない少女と話し、狂ったように謎を追いかけ一人突っ走るシャルコ。

 今回も前作同様、秘められたメッセージに導かれた先には新たな死体と思いもよらぬ罠が待っている。シャルコはどうやってこの犯人を突き止めるのか…?
 次から次へと繰り出される蘊蓄、これは今回は虫に関わるもので、これだけでもかなり深い。そのうえこれが見えない罠として逆にシャルコを追いつめることになる。
 
 今回も前作同様、息をもつかせぬ勢いで展開するストーリーにどっぷりと嵌まってしまった。それに、最後にシャルコに訪れる結末は、いかにもフランスという印象(もちろん、それは読んでのお楽しみ…)。楽しませてもらった。

 お次ぎは、同時に購入のD.ヒューソンのニック・コスタシリーズ第3弾「聖なる比率」。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中