P.G.ウッドハウス「エムズワース卿の受難録」読了

Emsworth 本日(実は昨日)でひとつ仕事が片付いた。とはいえ、お客の要望で現場から仕事場へトンボ帰りして作業をするはめに…。でもとりあえずは終了。
 世の中、一筋縄ではいきそうもない状況、ひとつ片付いたからといって安心して入られない。

 そんな中、読書のピッチは回復基調の右肩上がり?Amazonの中古でゲットしたP.G.ウッドハウスの「エムズワース卿の受難録―P.G.ウッドハウス選集〈2〉」(文藝春秋社)を昨晩(実は一昨日)読み終えた。
 本来なら新刊で購入したいと思う作品なのであるが、この人の作品は全世界で人気とあって翻訳権が高価なのかどの作品もいいお値段。懐のさびしいこちらには中古待ちというところである。

 英国貴族のエムズワース卿は、伯爵で郊外のブランディングス城の城主。彼の興味は城内の草花と大切な豚たちにしかない…といっても過言ではない。
 そして、彼の頭脳は常に田舎の速度で回転している。その彼のもとへ様々なトラブルがやってくるのである。

 そのトラブルを運んでくる一番が次男のフレディ、エムズワース卿はこの次男が苦手…いや、近づきたくないと常々思っているのであるが、そんなことはなかったかのようにトラブルを運んでくるのであった。
 そのうえ、妹のレディ・コンスタンスがこうるさいと来ている。のんびり暮らしたい伯爵の気持ちは、落ち着く暇がないのであった。

 あるときは、大切なカボチャを栽培する庭師のマカリスターが、出て行ってしまうし、あるときはブランディングス城の宝、豚の「エンプレス」がピンチに…。
 あるときは、孫が持ち込んだ空気銃が、ブランディングス城を無頼の館に変貌させてしまうのであった等々…。
 なんだかんだといってもブランディングス城とエムズワース卿は、いつもの平穏な日々を取り戻すのではあるが…。

 ここには写っていないが、カバーをとった本体のデザインもちょっと微笑ましくて、とても愛すべき本である。

 とにかく英国ユーモア小説の神髄ここにあり。読んでいてとても楽しい。世界中で人気があるのがよくわかる。できるだけたくさんの作品を読んでみたいと思わせる作家、それがP.G.ウッドハウスなのであった。
 現在、Book ○ffで200円でゲットした横山秀夫「深追い」を半分ほど攻略済み、おおっ!右肩上がりか。

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