M.アボット「暗黒街の女」読了

Queenpin 昨日までの陽気がうそのように夕方からグッと冷え込んできた。明日は、本格的な冬に逆戻りとか…とはいえ本来はこの気候が正しいといえば正しい。

 で、今日はどういうわけか中川大臣のように異様に眠い一日だった。帰りの電車で眠りコケはしなかったが、目を閉じるとあっという間に眠りに入りそうに…。

 昨晩(2/16)、ミーガン・アボットの「暗黒街の女」(ハヤカワポケットミステリ)を読み終えた。今回は、連れ合いにもらった図書カード500円を使って新刊にて購入。
 新ノワールの女王の異名をもつ著者の3作目ということで、結構期待大であった。たまっているほかの本を差し置いての購入後即で取り掛かった。

 舞台は、第二次大戦直後?、ビジネススクールに通いながら、やや怪しげなナイトクラブの経理を担当する主人公が、暗黒街の顔役の女性グロリアに見出され、その道にどっぷりとはまっていく。
 もちろん、グロリアは周りを圧倒するオーラを発している。ついでに主人公はグラマーな美人ということになっている。

 ストーリーは、主人公の一人称で語られていく。
 グロリアに仕込まれ、暗黒街のなかでの階段を上り始める主人公。しかし、男前の屁たれギャンブラーと出会ったことからグロリアとの間に溝が…。

 グロリアを恐れながらも信じきれない主人公の揺れ動く心…その心はやがて思わぬ結末へ読むものを導くのであった。
 マスターであるグロリアは文句なくカッコよくて魅力的なのだが、タイトルの「暗黒街」がもっと書き込まれるとよかったかも。きっとスタイリッシュを狙いすぎて、暗黒面をさらりと描いているのが原因かも…。

 ノワールという響きに、もう少しヘビーな部分を求めてしまうこちらとしては、物足りなさが残った。かといって面白くないというわけでもないのではあるが…。

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