G.カーシュ「犯罪王 カームジン」読了

2Books 疲れる毎日である、仕事があるだけマシなのか…などと思いつつも、なんとも進行の邪魔にしかならないようなことしかできない人との付合いはやっぱり辛い。
 いったい何のためにアンタがいるんだよ!仕事がうまく運ぶようにいるんだろ…まあ、愚痴をいっても何もかわらないか…。

 というような日々がつづいているので、ストレスは溜まる一方(他にも悩ましき案件があるしねぇ)。やや睡眠不足気味で、今も足がつる始末。
 そんななかで、遅くなったがこの前の日曜に読み終えたのが、ジェラルド・カーシュ「犯罪王 カームジン あるいは世界一の大ぼら吹き」(角川書店)である。

 これは、ちょうど一月前にAmazonの中古で購入していたもの。
 企画・編集は、あの藤原編集室で昨年の「このミス」で6位、「文春」で5位を獲得している。ユーモア・ミステリの傑作との評価が下っている作品。帯には荒唐無稽、抱腹絶倒とある。
 
 お話は、犯罪王カームジンのほら話?を「私」が聴いて文章化したという形式のもの。まあ、近代版「ほら吹き男爵」ということになる。とにかくカームジンの犯罪を考えつく発想が面白い、なさそうであり、ありそうでなし全くもって独創的である。
 スケールは限りなく大きいが、結果は…?がつく。まったく、本当なのか、ほらなのか。

 さまざまな分野で、アイデアと豪胆さ、さらには繊細さをもって大犯罪に挑む17編。その結果は書いた通り、成功なのか、失敗なのか…。彼にして見れば成功かなぁ。
 そして、最後にタバコをねだるか、角砂糖をくすねたりするスケールの小ささも披露してくれる憎めないオヤジである。

 どの作品もあっという間に読み終えて、少しばかり物足りなく感じてしまった。イギリスらしいといえばらしい、ユーモアに満ちた肩に力の入らない楽しい作品である。
 あるいみ肩に力が入らず、和める作品は、こんな時には絶好の気分転換になるな。

 現在、ディー判事シリーズ最新刊「水底の妖」の終盤に突入である。

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