P.G.ウッドハウス「それゆけ、ジーヴス」読了

carryonjeeves.jpg 連休前の金曜の帰りの電車で、P.G.ウッドハウスの英国ユーモア小説”ジーヴス”ものの第3弾(あくまでも国書刊行会が出してるシリーズで)の「それゆけ、ジーヴス」(国書刊行会)を読み終えた。
 ここのところわりと重めのミステリーが続いていたこともあって積ん読状態が長くライト目の本作を選んだ次第である。とはいえベニオフの「卵をめぐる…」が重すぎることは無かったのではあるが…如何せんテーマがテーマだけにねぇ。

 これは、以前に駅前のBook ◯ffで1050円で入手しておいたもの、積ん読の熟成具合も十分で満を持しての投入である。
 「ジーヴス」の雛形になった作品をウッドハウス自ら手を入れて、バーティーとジーヴスものに仕立て直した作品もありで、ストーリーとは別のところでも興味深いところである。

 中身はいつものパターン、ご主人バーティーにまつわるトラブルを鮮やかな手並みで見事?に解決するジーヴス。相変わらずバーティーはなまくらでトンチンカンだし、その周囲も奇天烈な人ばかり。ますますジーヴスとバーティーのやりとりも円熟味を増して、絶妙。
 読んでいる最中に吹き出したりはしないものの、ははぁん、ふんふんなどと心のなかでつぶやきたくなる。

 まあ、この先それほど大きく手を変え、品を替えての展開はないであろうが、確実に楽しませてくれるんだろうなぁ。とりあえず、次までは入手済みなので、これまた思い出した頃の登場となることは間違いない。
 実は、ジーヴスもの以外のウッドハウス作品も2冊積ん読状態なのであるが…。

 現在、各所で評判のC.オコンネル「愛おしい骨」に侵攻中。しかし、今年はここまでかなりミステリが豊作との評判、実際にそれを実感している今日この頃だ。

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