哲学堂公園にちょっとびっくり!

Uchu_kan

 土曜日は、久しぶりの「長征」を敢行。 ここのところの冷え込みですっかり出不精になってしまっていたが、気分転換とリフレッシュを兼ねて、これまであまり歩いたことのない中野方面に出かけて見ることにした。

 まずは、中野駅近くの北野神社を始点として旧鎌倉街道らしき道を進み新井薬師へ向かう。
 新井薬師は以前一度訪れたことがあるような気もするが…もっと大規模な仏閣かと思っていたのだがそれほどでもない印象。とはいえ、心を正してお参りをする。

 その後はバス通りをしばらく進むと妙正寺川へ突き当たる。その橋を渡ると哲学堂公園。公園ではあるが、ここは鎌倉時代には和田某という武将の城があった場所とか。

 で、明治時代に東洋大学の創立者である井上圓了が哲学修養の場として開いたところだ。これがなんともワンダーランド、いや哲学テーマパークなのである。
 そこに設けられた池や橋、そして階段や道に至るまで哲学にまつわる名前が付けられ、さらには独特の哲学思想による建築物が配置されている。
 この建築物がただごとではない。これまで見たことない用な独特の様式となっている。とはいえ、著名な神社仏閣の社殿や伽藍のような荘厳さや重厚感は感じられないが、なんとも摩訶不思議な雰囲気を漂わせているのである。

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 そして、それぞれに独自の哲学思想が込められており、建物の前にはそのことを開設するパネルも立てられている。

 特に気になったのは「宇宙館」と名付けられたもので、「角入り」とでも呼べばいいのだろうか…矩形の角の部分に入口が設けられ、さらにそこに向拝のような屋根がある。初めて見る作り。内部にも「皇國殿」なる特殊構造があり、哲学堂の本殿としての役割を持っているとのことである。

 その他、聖徳太子を始めとする「東洋的六賢人」を祀る「六賢臺」と呼ばれる党、「無尽蔵」なるコレクション展示場、「絶対城」という図書室など、哲学思想を縦横無尽に駆使した建物が配置されている。
 残念ながらその内部は今回見ることは出来なかったが、春と秋に無料公開されているようなので、是非その機会に訪ねて見ようと思っている。

 最後に突き当たった説明パネルによると圓了先生は、「哲学堂」を哲学を仏教的な宗派として捉え、哲学宗の本山、道徳山哲学寺と呼んでいたとのことである。確かに仏閣の伽藍的配置と言われればそんな雰囲気も漂っていないでもなかった。
 さらに、そこに住み着いていると思われる猫もあたかも「考える猫」のごとき様相を呈していた。なんとも驚きの哲学堂公園であった。

 その後は、すぐ近くにある昭和5年に作られた「野方給水塔」を見て、再び南下し妙正寺川沿いを少し歩き、新青梅、中杉通りを経て中央線沿いを進み荻窪へ戻るという行程をとった。4時間弱、約12kmの全行程だった。 中野・野方近辺の幹線道路を離れたところは、昔の生活道路の名残が色濃く、道がやたらと斜めや複数交わり、なななか複雑な印象。どこか遠くに来たように感じられたりしたのも面白い。少しつかれたが、とても充実した一日であった。 そして、哲学堂について新たな興味がわいてもきた。

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