M.シューヴァル+P.ヴァールー『蒸発した男』読了。

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 先週の後半からの体調不良を引きずっている。いろいろあって、ストレスがたまっているのかも。
 やはり少し弱っているようだ。自宅作業しようと戻ったら、ソファの上で眠ってしまった。一瞬だけど。

 とりあえず、面白いのとあまり長くないとで”マルティン・ベック”シリーズはテンポよく進んでいる。第二作『蒸発した男』を読了。

 今回のメイン舞台は、ハンガリーのブダペスト。

 なんでなの?というところであるが、休暇に入ったベックは突然呼び戻される。

 ブダペストを訪れたルポライター、マトソンが”蒸発”した。その行方を探せとの特命を受けてのハンガリー入りとなった。

 もちろん、書かれた1966年当時ハンガリーは社会主義体制である。彼の地でマトソンの足跡を追うベックであったが、さっぱり。
 一方、スウェーデン国内で内々に調査にあたってくれる同僚コルベリの情報からマトソンがとんでも野郎だと判明。

 そうするうちに現地の警察といい感じでタッグが組め、マトソンの海外渡航の裏目的も見えてきたのだが…。

 意外や意外、マトソンの蒸発の真相は、スウェーデン国内にあった。

 今回は、あたかもフォーサイスばりの国際陰謀ものか?との始まりだったが、そこは「普通の人」に重きをおくという著者の意識その通り、最後は「普通の人」が描かれる。そうそう、英語版タイトルには結末に通じる意味があった。
 次は、『バルコニーの男』だ。

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