M.ウォーカー『黒いダイアモンド』読了

Black_Diamond

 先週に引き続き、連れ合いの実家へ。その前にM.ウォーカーの警察署長ブルーのシリーズの三作目『黒いダイアモンド』を読み終える。

 ここのところマルティン・ベックシリーズに取り組んでいたのだが、既読である4作目『笑う警官』をと思っていたが、引っ越しの際にダンボールに仕舞いこんですぐに出てこない。どうせ、昨年新訳がでたのでそちらを読むことにして、積ん読になっていた本作を手にとった。

 今回もワインやらなんやらとグルメ・ミステリーぶりに衰えはない。とはいえ、下戸なうえに最近めっきり洋食が得意でないので、あまりそこら辺はゾーンに来ていないことも確か。

 しかし、ミステリーとしてのコアはしっかりしている。今回は題名にもある”黒いダイアモンド”、黒トリュフの取引が事件の大きなカギになる。
 黒トリュフの取引だけには終わらない、ベトナム移民と中国移民、さらにはフランスの歴史の影も引きずって表面的な軽さとは裏腹のダークな展開。
 そのうえ、ブルーノの恋愛も怪しくなって…。

 いつもグルメな展開に次は止めようかな…などと思うが、読後は次が楽しみになる不思議なシリーズである。

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