A.ルースルンド、 B.ヘルストレム『三秒間の死角』上・下読了

Tre_Sekunder 出てからずいぶんと時間が経ってしまっているが、やっとこさブックオフでゲット。北九州出張のお供で読み終えていたが、なんとなくバタバタして今日になってしまった。
  
 A.ルースルンド、 B.ヘルストレムのスウェーデン社会派ミステリーのグレーンス警部第4弾『三秒間の死角』(角川文庫)。
 麻薬の組織に潜入した捜査員パウラが、刑務所内の麻薬拠点を壊滅するために刑務所内に送り込まれることになる。一方、グレーンスは、殺人事件の捜査を進めるが、核心をつけないままでいた。
 この2つが、じんわり近づいて…。
 
 上巻は。とにかく組織とパウラの動き中心に進むのだが、今ひとつテンポよく頁がめくれない。何回かめげそうになってくるのだが、これをクリアすると下巻は嘘のようなハイテンポ。
 刑務所内で追い詰められるパウラが、窮鼠猫を噛むが如きに逆襲に出る。その対応を指揮するグレーンス。

 毎度のことながら、病んだスウェーデン社会の裏側が描かれ、その醜さが浮かび上がってくる。これまでの作品に比べ、暗さと重さはちょっと控えめな感はあるが、パウラが逆襲に出てからの展開は、映像化を意識したようなハイテンション。
 最後に待ち受ける「落ち」は、まるでコナリーのような…。満足、次作も楽しみだ。

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