M・ヨート、H・ローセンフェルト『犯罪心理捜査官セバスチャン』読了

Sebastian.png  これまたスウェーデンもの『犯罪心理捜査官セバスチャン』を先週読み終えた。
北欧ミステリといえば、骨太の社会派ミステリというイメージがあるが、今回は想像していたよりも軽い。とはいえ決して明るくはない。

心臓をえぐり取られた少年の死という猟奇的な事件で物語は幕を開ける。捜査にあたる警察の面々もそれぞれの事情を抱えている。
まあ、何より主人公のセバスチャンが、歪んだひねくれ者で、周りとの咬み合わない会話や痛いところを突く台詞が、絶妙。この辺りがライトに感じる所以か…。

捜査が進むにつれて、少年を取り巻く複雑な人間関係が浮き上がってくる。どいつもこいつも表と裏があって、一筋縄ではいかない。
まあ、普通には納まらないということで、そこはそれなりに意外な結末が待っている。
全体にテンポよく展開することもライトな印象づくりに一役買っているのか。面白かった、シリーズなので次作もそのうち。

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